2013年6月11日火曜日

地方受験は不利か

私の留学先はNY州ではなく、また、受験勉強はLaw School卒業後もその場所に残って取り組みました。故に、受験地はマンハッタンが割り当てられませんでした。

NY Bar合格を留学の第一目標に掲げるなら、NY州内のLaw Schoolに留学した方が、以下の理由により、(多少は)有利と思われます。

  1. NYCは日本人留学生が多く、受験勉強の雰囲気が高いそうです。 
  2. 出願時にマンハッタンに居住していればマンハッタン受験が可能らしいです。他州在住の受験者は試験の直前にNY州へ移動することが必要となり、時間的負担・精神的負担が勿体無いです。西海岸留学組であれば時差も考慮する必要があるでしょう。 
  3. BarBriのライブクラスはビデオクラスより1週間早く終わるので、直前期の復習時間をより多く確保することができます。 

とはいえ、地方受験者の合格者も多く、また逆にNY州受験者でも不合格者はいます。 また、そもそも、今後NY州弁護士登録要件が厳しくなることが予想され、NY Barを留学の必須通過点ととらえる必要もなくなるかもしれません。 したがって、Bar受験を最優先にして留学先を決定する必要はないような気がします。まぁ、これもBarがどれほどその人にとって重要かによるので、一概には言えませんが・・・。