2013年7月10日水曜日

MBEの勉強法

今回はMBE対策について書いてみたいと思います。

The Multistate Bar Examination (MBE) は、 National Conference of Bar Examiners (NCBE)によって作成された、全州共通の択一試験です。

エッセイが苦手な人は、MBEで点数を稼がないと合格が困難であると言われています。

概要
  200問、6科目(Tort, Contracts, property, Criminal law and procedure, constitutional law, evidence)
  2日目の午前・午後各100問ずつ、合計200問。時間は、午前・午後各3時間。
  4つの肢から選択する択一式。10問はダミー問題でカウントされない。
  各科目33問又は34問。

取り組み方としては、ノート等インプット教材を読んだ上でひたすら問題を解くのが良いと思います。

インプット教材
私が主として使用したのは以下の教材です。
  Bar Briのノート、CMRExam Tip
  MBEの知識をまとめた日本語のノート

問題演習教材
私が使用した教材について多少コメントします。 
   Bar Briの問題集: 私は、BarBriStudy SmartというWEB上のアプリで解きました。BarBriの問題集は重くて持ち運びが不便だったこと、また、Study Smartは間違えた問題を記録してくれるので、演習問題管理に便利だったからです。
 なお、1冊目の6セットのうち、5、6については不要という意見もききますが、私の場合はほぼ解きました。また、2冊目に該当する問題も解きました。
  Bar Bri模試:これは必須だと思います。少なくとも一度は本番と同じ時間配分で模試を受けるべきでしょう。
  MBE Edge: オンライン演習教材。Study Smartと同じようなシステムです。問題量を増やしたいと思い、取り組みました。
PMBRの赤本: 使いませんでした。分厚くて持ち運びがしにくいこと、また、MBE Edgeも解いていたので、こちらまで解く余裕がなかったからです。

なお、私自身は過去問を解きませんでした。解かずとも合格は可能ですが、本試験の問題はやはりBarBriと若干異なるので、解いても良いと思います。

解き方
解き方については、以下の点に留意しました。
  質問を先にざっと読むことにより、何が問われているのか、何の科目かを推測する。
  次にFact Patternを読む。4つの選択肢を注意深く読む。
  肢切りに慣れる。
  空欄を残さない。誤答で点はマイナスされない。全部解くこと。正解だけがカウントされる。